妊娠に気づいてから、出産そして授乳期まで。
おかあさんと赤ちゃんは、同じ栄養を分け合う月日を過ごします。
おかあさんの食事が、母体の健康を守るとともに、
そのまま赤ちゃんの栄養にもなる大切な時期。
私たちは、そんな「うみそだてる人の食」を
「産育食」と名づけました。
栄養バランスを考えるのが大事と分かっているけれど、
体調が悪くて食べられない。
料理をするのもつらい。
そんなこともある時期です。
私たちは、産院での食事づくりで培ったたくさんのレシピと、
最新の医学的研究に基づいた栄養学を背景に
産育食という理念やサービスを社会にお届けしていきます。
「月とみのり」サイトでは、
妊娠~授乳期に知っておきたい栄養の知識やお役立ちレシピのほか、
日々の暮らしを心豊かに楽しむための情報を発信します。
みらいたべる「産育食ラボ」は、最新の医学的知見と連動した情報発信基地。
サイエンスアドバイザー(医学博士)を中心に、管理栄養士や調理師など、各ジャンルのプロフェッショナルが力を合わせて、
産育食の研究と普及に取り組んでいます。
山下敦子 博士(医学)
東京工業大学生命理工学部卒。
北陸先端科学技術大学院材料科学研究科修了。修士(材料科学)。
遺伝子工学などバイオテクノロジーの知見を背景に、医薬研究の道へ。
製薬会社研究員を経て大阪大学医学部研究員。
現在は一女の母。はじめての子育てに奮闘中。
工樂真澄 博士(理学)
神戸大学理学部卒。神戸大学大学院自然科学研究科博士課程修了。
分子進化を主なテーマとして
パリ11大学、
国立遺伝学研究所、理化学研究所で研究を行う。
ドイツでの子育て経験もあり。野球少年の一男の母。